トラブルが起きる前に!空き家の庭木の剪定と伐採 大阪府大阪市城東区
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トラブルが起きる前に!空き家の庭木の剪定と伐採 大阪府大阪市城東区大阪府大阪市城東区にある空き家(庭付き一戸建て)に植えられていた、マサキの伐採と梅の剪定をした事例です。 生駒市在住のI様から「塀から隣接する線路に伸びたマサキと梅の枝を切ってほしい。」とご依頼いただきました。 ご依頼いただいた生駒市の一軒家は現在空き家になっており、所有されているI様は同じ生駒市内の別の地域に住んでおられました。 生け垣として植えられたマサキは高く伸び葉も生い茂っていました。また花の時期も終わりつつある梅は枝が塀の上から線路側に大きく飛び出していました。 隣接する線路は通常は使われていない線路ではあったものの、伸びた枝が列車の運行を妨げてしまったら大変です。 マサキは伐採、梅は残してほしいとのことでしたので、マサキ2本を伐採し、梅は塀に登って剪定しました。 剪定も伐採も、空き家だからといってただ伸びて邪魔な部分を切れば良い訳ではありません。それぞれの木について適切な方法で処置しないと思わぬトラブルを招くことになります。 1.生い茂った2本のマサキは倒れないように伐採まず植え込みから生い茂った2本のマサキを伐採しました。 5メートルまで伸びた木を根元から切り倒すと、線路側に倒れてしまう危険があります。 電車の運行を妨げることはなかったとしても電柱や電線をいためてしまってはなりません。なので、先端から少しずつ短くする方法で2本を交互に根元まで切り詰めました。 根は、おそらく線路まで張っており掘り起こすのが難しいため、そのまま残しました。 マサキは枯れにくく生長の早い木で、害虫もつきやすいので、今回のような空き家の庭では管理が難しいかもしれません。 2.塀から飛び出たウメの枝を丁寧に剪定梅は細い枝が長く伸びて塀から線路側に広がっていました。 このような場合伸びた部分を切れば済むわけではなく、きちんとした剪定が必要です。 今回は細い枝を間引きながら上辺が平らになるように剪定しました。線路側に伸びた枝も切り、全体がスッキリしました。 剪定を怠ると思わぬトラブルが・・・①細い枝が伸び放題になり葉が生い茂り鬱蒼としてしまう。 ②生い茂った葉に虫がつきやすくなる。 ③風通しが悪くなり病気の原因になる。 ④木が弱り次の年に花や実がつきにくくなる。 今回のような空き家だとお花のことは気にならなくても、害虫が発生したり、見通しがわるくなったり、また病気で枯れて倒れた場合、近隣の迷惑になる可能性があるので注意が必要です。 伸びた部分を大きなはさみでザクザクと丸く刈り込んでしまえばすぐ済むように思えますが、プロは絶対にやらない方法です。切る枝と残す枝を見極め、丁寧に剪定を行う必要があります。 空き家の庭木は、近くに住んでおられない場合、状態を確認するのが難しいかもしれません。それでも最低1年に1回は様子を見て、近隣に迷惑がかかっていないか、家屋を損壊する伸び方をしていないかを確認し、必要があれば伐採や剪定を行うことをお勧めしています。 時期は、木が良く伸びる春から夏にかけて、お盆あたりがベストです。 空き家の庭木トラブルは事前に防ぐことができます。遠方に空き家をお持ちの方も、ぜひ足を運んで状況をチェックしてみてください。 大阪府大阪市城東区の空き家の庭木の伐採・剪定なら大阪市の植木屋(植木手入れ)村上造園まで! |
<植木剪定> マサキ H=5m 2本 梅 H=3m 1本 <作業時間> 3時間(1人) | |
工事費用: ¥17,000 (税込) |