17mの神社の大木を剪定~大阪府大阪市城東区~
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目次 17mの神社の大木を剪定~大阪府大阪市城東区~ |
「17mの大木を剪定して欲しい」今回のお客様は大阪府大阪市城東区にある由緒正しいS神社様です。「17mのご神木の剪定を依頼したい」とのご相談でした。これまで3~4年に1度、大木の剪定を馴染みの植木屋に依頼していたそうですが、その植木屋が廃業したそうで、今回インターネットで村上造園を見つけていただいたとのことです。 17mもの大木となると高所作業車などの重機が必要となります。早速、お客様と予定を調整して高所作業車とともに現場の神社にお邪魔しました。 細心の注意で電柱の高さを越す大木を剪定する実際に現場で拝見したご神木は、電柱の高さを超える立派なものでした。ただ、それゆえに大木の剪定はかなりの技術が要求されるものでした。 何故ならば、神社には小さなやしろが建っており、大木の枝葉を無造作に落とすことはできません。風が吹けば、小さなやしろに当たってしまう危険性があります。これほどの大木になれば、枝であっても60cmほどの直径があります。そんな枝があたれば屋根を傷つける危険性があります。また神社に隣接する道は車通りもあるため、細心の注意を払って作業する必要がありました。 大木の剪定で気をつけること今回の大木の剪定ではご近所にご迷惑をおかけしないよう、また大木の下にある小さなやしろを傷つけないように、2段階で剪定を行いました。まず、最初に剪定した大ぶりな枝を、建物の裏手の何もない空き地、大木の枝葉を落としても大丈夫な土地に落としました。次に、高所作業車のかごに入るサイズの枝は、かごに集めていれて、ゴミが散らからないようにしました。 ご神木の威厳を保つ剪定今回の大木の剪定にあたっては、神社のご神木ということもあり、ある程度小枝を残しながら剪定しました。由緒正しい大木が枯れてしまっては大変なので、また新しい芽が吹きやすいような剪定に気を配りました。 大木を放置する2つの危険性今回のように大木のお手入れは3年に1回ほどの剪定が必要です。何故なら大木を放置すると重大な2つの危険性があるからです。 まず、1つ目の危険性は、枯れ枝が飛ぶことです。剪定は伸びすぎた庭木を整えるだけでなく、庭木に挟まった枯れ枝を撤去する目的もあります。先ほども申し上げたように、大木は枝といえどもかなりの太さがあります。大木の枯れ枝が飛び、万が一、人や障害物に当たると大変危険です。 次に2つ目の危険性は、台風が来たときに大木が倒壊する危険性があることです。大木の内部は一目見ただけではわからない場合があります。誰も気がつかないうちに、大木に腐敗や空洞ができていた場合、台風などの自然災害で倒壊するリスクが生じます。大木の今の状態を把握する為には、プロの目によるチェックが必要です。剪定の際、植木屋はその庭木の健康状態もチェックしますので、庭木の健康ドックとして、定期的な剪定をされることをおすすめいたします。 大木の剪定は費用も手間もかかります。時々、大木の手入れはその費用や手間から、手入れをためらわれる方がいらっしゃいます。しかし、大木こそ定期的に手入れをしなければ、もしものときに、取り返しもつかないことになります。 「うちの木、ちょっと大きくなってきたな」と思われたら、そのときに植木屋まで一度ご相談ください。 |
<植木剪定> クスノキ H=17m 1本 クスノキ H=12m 1本 <作業時間> 3日間 | |
工事費用: ¥300,000 (税込) |