オタフクナンテンの植栽とサツキの剪定 奈良市
目次 オタフクナンテンの植栽とサツキの剪定 奈良県奈良市 | |
<植栽・剪定> 植栽:オタフクナンテン 37株
剪定:サツキ、ハイビャクシン
<作業時間> 1人で1日
奈良県奈良市/K株式会社様からのご依頼 日当たりが悪いことが原因で植木が枯れてしまった
植え込みの歩道に近い部分にはサツキが育っていましたが、それより奥の土がむき出しになっている部分にも本当は植木が植えられていました。
植木が枯れてしまった一番の原因は日当たりの悪さです。植え込みはお店の軒下にあり、かなり日が差しにくいので、日蔭では育ちにくい種類の植木だと枯れてしまいます。
もう1つの原因は土の悪さです。経年による変化でバサバサに乾燥して栄養がない土になり、日陰で元気がなくなった植木を枯れさせてしまいました。
そこで今回は、サツキなどの低木の剪定と合わせて、ガラッと空いてしまった植え込みのスペースに、新しく日陰に強いオタフクナンテンの植栽を行いました。 日蔭でもよく育つオタフクナンテンを植栽サツキは高さ15cmに調整し、角にほんのり丸みを持たせるように剪定しました。ハイビャクシンは地面を這うように伸びていたのですが、植え込みより外に飛び出している枝を切っています。
新しく植栽した20cmのオタフクナンテンは、日蔭でも枯れにくいので、今回のような軒下の植え込みや、高いビルの間の緑化スペース、一般のお家の裏庭に植えることに向いています。オタフクナンテンは縦にグングン伸びていくというよりは、若葉を出して横に株を広げていくような成長イメージなので、「背が高くなりすぎてお店のショウルームが見えない!」という心配もありません。
乾燥にも比較的強いので、毎日水をあげなくても枯れることはありません。厄介な害虫もつきにくいので、こまめにお手入れが出来ないという方にオススメです。
さらに、もう1つの特徴はオタフクナンテンの葉の色です。春夏などはサツキなどと同じように緑色をしていますが、秋冬を気温が下がってくるにつれて、葉は紅く色づきます。まるで紅葉のような楽しみ方が出来て、冬になっても葉の色が変わらないサツキの葉の緑色と、いいコントラスト(対比)になってくれます。 土の乾燥防止と防草効果としてバーク堆肥を敷き均しています。 建物の雰囲気に合わせた植木選び今回はお客様より、「高級感のあるお店に合った、スッキリとした植木を選んでほしい」とお伺いしていました。そこで、日陰に強いことはもちろん、見た目も小ぶりで、モサモサして見えないオタフクナンテンを選んでいます。寒くなるとほんのり色づくのも、キレイな印象を与えてくれます。
せっかく新しい植木を植栽する時は、出来るだけお客様のイメージに合う種類を選ぶのが1番です。今のお悩みと合わせて、どんなイメージの植え込みを作りたいか、ぜひご気軽にご相談ください!
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