1㎡の花壇を撤去して自転車置き場にしたい 奈良県生駒市
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目次 1㎡の花壇を撤去して自転車置き場にしたい 奈良県生駒市 | |
何も植えていない花壇をなくして自転車置き場にしたい奈良県生駒市のA様から、「家の前の花壇をなくして自転車置き場にしたいのですが」とお問い合わせをいただきました。
A様は、自転車2台を置くスペースにお困りで、現在は駐車スペースの横の狭い隙間に無理やり置いている状態だったそうです。
そこで、家の玄関を出てたところに設置されている1㎡程度の何も植えていない花壇を撤去して、自転車を置くスペースにしたいとお考えになったそうです。
通常、花壇を撤去する場合、土のままにされることが多いですが、今回は自転車をおきたいので平らにして欲しいとのご要望がありました。
ただ、周囲と同じタイルにする場合、同じ品番があるかわからない・タイルの専門業者を呼ばなければならず高額になることをお伝えすると、セメントで固めて平らにしていただくだけで大丈夫とのことでした。
作業は1日かかることと、撤去後の土とコンクリを処分する施設の営業日の兼ね合いで平日しか作業できないことをお伝えし、奥様がご在宅の日に作業を行うことになりました。
花壇撤去作業の内容花壇撤去を行い平らにする工事の作業内容を紹介します。
1.花壇の土を撤去まずは花壇の中の土を撤去します。
スコップでバケツに移し替え、ある程度たまったらトラックに移し替えます。
2.レンガの撤去レンガでできた花壇の壁を壊しますが、最初に両端のブロック塀と家の外壁との境界にディスクグラインダー(小さな丸ノコ)で切り込みを入れておきます。
この部分がついたままだと、レンガと共に壁も壊れる恐れがあるからです。
それ以外の部分もグラインダーで切り込みを入れながらハンマーなどで打ち壊していきます。
3.下地作りのための土撤去タイル面に合わせて平らにセメントを敷くために、地表より低く土を掘り下げます。
セメントの下に、砕石の下地を敷くため10cmくらい掘るひつようがあります。
こちらも土をスコップで掘り出して、バケツでトラックに積み込みました。
4.下地作りセメントを平らに敷くための下地として、砕石を6〜7cmほど敷き詰めます。
5.セメントを入れるセメントは、A様に水道を借りて、現地でバケツで練ってつくります。
砕石の上に粗塗り用のコテで載せ、そのあと中塗り用のコテで整え、最後に仕上げ用のコテで周囲と段差がないようになめらかにしました。
3度に分けることによって平らで滑らかに仕上げています。
6.周囲の掃除タイルの面など汚れたところを雑巾で拭いて掃除します。
固まる前の柔らかい状態だと薄く広がって余計に汚れるので、少し硬くなった状態で、取り除きました。
花壇がなくなり平らな自転車置き場になった
作業後、平らになった玄関前を見てA様は「花壇がきれいになくなって良かったです」と喜んでいらっしゃいました。
今回の現場のような、新興住宅地では車を置くスペースがあっても自転車を置くスペースまで用意されていないことがあります。
また、1台なら置くことができても家族が増えるなどの理由で台数が増えると置けなくなることもありますよね。
そういった場合、この事例のように、使っていない花壇などのスペースを自転車置き場にリフォームできることもありますので、植木屋やエクステリア業者に相談されるのがおすすめです。
| <花壇撤去> 花壇撤去:1㎡ 左官工事:1㎡ 土・ブロック処分 :軽トラ1台
<作業時間> 1日 |
工事費用:40,000円 | |