植木の植栽で四季の変化を感じられる玄関に 兵庫県明石市
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新築のお家を建てられたとき、お家の顔となる玄関の植木選びには多くのお客様がお悩みのことと思います。今回は実際に植栽事例を取り上げた上で、玄関前の植木の選び方を「準備編・選択編・実践編」にわけてご紹介していきます。 「新築の玄関前に植木を植栽してほしい」
今回玄関前への植栽のご依頼をいただいたのは、兵庫県明石市にお住まいのT様です。ホームページをご覧いただき、メールでご連絡くださいました。お客様のご要望は「新築の玄関前にぴったりな植栽」、詳しくお話をお伺いすると新築のお家を購入されたとのことで、そのお家の玄関前や庭に合う植木をお探しでした。 玄関前の植木の選び方~準備編~玄関前の植木を選ぶときに、まず準備段階として村上造園がお客様にご確認するポイントが2つあります。
まず、一番にお伺いすることは、玄関前に植栽した後のイメージです。これはお庭の植木を選ぶ際にも活用できる考え方です。お客様のイメージを膨らませるために「お家の窓から玄関を眺めたときのイメージはどんな感じですか」とお尋ねします。お客様によってご希望は様々で、「白い家だから赤みのある植木を」「四季の変化のある玄関にしたい」など様々なご希望をご相談いただきます。
次にお伺いすることは、時間帯による日当たりの変化です。「この玄関には午前中はどれぐらいの日があたるのか」「午後は日が当たりにくい場所に植栽するなら、どんな植木がいいか」など、時間帯あたりの日当たりの変化は植木を選ぶ上で、重要なポイントです。植木は長い期間をかけて育てるものですので、お家の日当たりを把握した上での植木選びが大切になってまいります。 お客様が考えていらっしゃるお家全体のイメージと、実際の日当たり、この2点を考慮した上で、村上造園では植木をご提案いたします。 玄関前の植木の選び方~選択編~玄関前のイメージや日当たりを把握できれば、次は具体的に植木を選んでいく工程となります。今回は植木を具体的に選ぶ段階になって、村上造園が実際に行っている方法を2つご紹介いたします。
「窓から見た玄関前のイメージ」がなんとなく固まってきたら、実際にモデルルームに行ってみましょう。特に購入した新築が建売住宅の場合、お家と同じ形・間取りのモデルルームに行かれることをおすすめいたします。モデルルームでどんな種類の植木が植えられているのか、どれぐらいの高さの植木が適しているのか、植木を植えたときに玄関前の雰囲気はどんな感じなのか。百聞は一見にしかず、実際に目で見て確認してみてください。村上造園ではお客様がご希望された場合、モデルルームにご一緒する場合もございます。モデルルームにお客様だけで行くのが不安であれば、プロの植木屋に同行を依頼することもひとつの方法です。
準備編で玄関前の日当たりやイメージがわかったら、植木屋に写真を用意してもらい、植木を選んでいきましょう。ネットでおすすめの植木を選ぶことも楽しいのですが、実際にお客様の玄関にあった植木を選ぶ為には、専門の植木屋の提案を聞くこともよい参考になると思います。その際に植木の名前だけではイメージがわきませんので、村上造園では実際に植栽する候補の植木の写真(提携している植木畑に植えてある植木)をお持ちして、お客様にご覧いただいています。実際に畑に植えてある植木を見れば、植木の現在の成長状態が確認でき実際にお持ちしたとき楽しさと期待がわきます。 玄関前の植木の選び方~実践編~
では、準備・選択を経て、お客様の玄関前はどのように変化したのでしょうか。今回は実際にお客様にお選びいただいた植木とその狙いをご紹介いたします。
玄関前のシンボルツリーには、常緑ヤマボウシ株立ち(写真:左から1つ目)を選びました。株立ちとは根元から幹が何本も立ち上がっている植木の形です。(立ち上っている幹の本数により値段が変わります基本は3本以上です)常緑ヤマボウシを選んだポイントは3つ。白い花が咲くこととスペースをとらない植木であること、秋にラズベリーの様な実がなること、常緑樹の為秋に落葉しない、植木のお手入れがしやすいことです。逆に豆に手入れすると樹形が乱れる。常緑で緑の葉ときには少し赤くなるを楽しみながら、白い花を楽しめる常緑ヤマボウシは、玄関前を華やかに演出します。また、今回のお家の場合、玄関の左横に換気口があるため、横に生長する植木は不向きでした。植木のお手入れのしやすさとも関連しますが、常緑ヤマボウシは育てやすい木です。横に生長しにくく、お手入れもしやすい常緑ヤマボウシをおすすめいたしました。
玄関の右側に植えたアセビ(写真:右から2つ目)は、シンボルツリーの常緑ヤマボウシとのコントラストを狙って植栽しました。玄関の両脇に植栽する場合、両側に背の高い植木を植えてしまうとバランスが悪くなり、閉塞感のある雰囲気になってしまいます。そのため、今回は樹高が高くなりすぎず、お手入れも楽チンなアセビを選びました。
アベリアカレイドスコープ(写真:右から1つ目)は玄関の右側、アセビを囲むように植栽しました。アベリアカレイドスコープは冬場になると、葉が赤くなり、玄関を彩ります。また生長しても高さが20cmほどと、シンボルツリーとのバランスも取りやすい植木です。また、乾燥にも強く育てやすいという利点があります。 常緑ヤマボウシ、アセビ、アベリアカレイドスコープを玄関前に植栽した結果、四季を通して、夏場は緑の葉っぱや白い花、冬場にも赤い葉を楽しめるなど、四季の変化を感じられる玄関になりました。 新築の洋風住宅の植木を総合プロデュース今回は玄関前以外にも、お家の左側のお庭にオガタマポートワイン、2階のベランダにシマトネリコの鉢植えを植栽しました。
オガタマポートワインは玄関前の植栽プランの際に、お客様の目に留まり、「オガタマポートワインは家の左端に」とのご希望で植えました。オガタマポートワインは深みのある赤い花が咲きます。バナナのような甘い香りも人気の植木です。お客様は「今後はオガタマポートワインの周りにバラを植えたい」と、今後のお庭に夢を膨らませていらっしゃいました。
「ベランダにも何か鉢植えで植木が欲しい」とのご要望に応えて、シマトネリコの鉢植えをご用意しました。シマトネリコは手入れがしやすい植木です。しかし、樹高も高くなるため、お客様には生長の早さについては、他の現場のシマトネリコを写真でお見せしながら、十分にご説明をいたしました。植木の鉢植えもこちらでシマトネリコの生長を加味した大き目のサイズを選びました。鉢のデザインも新築のベランダに合うテラコッタ調の鉢を選びました。
新築の植木選び、玄関前の植栽の疑問・要望に細かく対応いたします。兵庫県明石市での植栽・造園工事のご依頼なら、大阪・神戸・京都・奈良の造園工事専門の植木屋村上造園までお気軽にご相談ください。
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