隣近所に迷惑をかけない植木の剪定と管理 京都府京都市
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京都府京都市右京区/Kホテル様
ホテルの前にある植栽は、お店の顔であり、訪れる人の目印にもなる「看板」です。しかし、その木が伸びすぎていたり、隣近所の迷惑になったりするようでは、景観や地域からの印象も悪く、ホテルにとって良いことはありません。そこで、樹木の性質や周囲にも配慮した植木の剪定と管理についてご紹介します。 大きくなりすぎたシラカシの木を景観に考慮し剪定今回のご依頼は、弊社のホームページをご覧になり、お電話でのお問い合わせをいただいたお客様です。「ホテルの横に植えている樹木が大きくなりすぎて、見かけも悪いので切ってほしい」という内容でした。
現場を拝見してみると、一番大きなシラカシは樹高6mほどもあり、電線に絡みついている状況でした。これでは万が一の時に大変危険です。また、隣の建物の2,3階部分まで覆っているため、日当たりにも影響してしまいます。実際に、隣近所から邪魔になっているとの声も寄せられていたようです。
また、生垣にしていたヒイラギモクセイも大きくなりすぎて、本来の姿を失っている状態でした。そこで、樹木本来の魅力を生かしつつ、隣近所に配慮した管理しやすい剪定をご提案させていただきました。
シラカシの木は、年中緑の葉が楽しめることが魅力の常緑樹です。しかし、とりわけ枝葉が伸びやすく、毎年剪定することが望ましいとされています。ただ、あまり低く切りすぎてしまうと、木の形が変わってしまい、シラカシの良さを殺してしまいます。そこで今回は、管理のしやすさを意識して、6mあった木を4mに剪定しました。 枝葉だけでなく害虫にも配慮した植木の管理を樹木の伸びすぎを隣近所から指摘されて、剪定を依頼されるお客様が多くいらっしゃいます。周囲に迷惑をかけないよう、樹木を置く場合には、隣の壁際に植えないことや3、4年後の大きさを考えて、スペースを空けておくなど、植栽の際にきちんと計算することが大切です。
もともと植えられていた木の場合や、植木の継続的な管理方法としては、敷地を越えている枝葉は切る、できるだけ小さな樹木に整えて落ち葉をまき散らさないようにするなどの心配りが必要です。
さらに、樹木につく害虫も忘れてはいけません。今回剪定したシラカシの木には、イラガという黄色い虫がつきやすい傾向にあります。刺されるとチクッとした痛みがあり、シラカシに限らずさまざまな樹木に移ってしまうのが特徴です。
イラガの駆除には、昔から使われている「スチニオン」という殺虫剤が効果的です。散布時期は、春と梅雨明け、そして夏の計3回です。春先に樹木の葉が食べられている様子が見られたら、薬を使用しましょう。弊社では、植木の剪定から管理方法のアドバイスまで、お客様の親身になってご相談に乗ります。どうぞお気軽にお問い合わせください。 |
<作業内容>
剪定
シラカシ H=4m 2本
ヒイラギモクセイ生垣 H=2.5m W=6m
レッドロビン生垣 H=2.5m W=15m
<作業時間>
4時間 |
工事費用:20,000円(税込) |
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