使わない畑に雑草が生えないようにしたい|防草シートと柵設置 西淀川区
目次 使わない畑に雑草が生えないようにしたい|防草シートと柵設置 西淀川区 | |
使わない畑に雑草が生えて困っている大阪市西淀川区のT様からのご依頼です。 「身内に畑をする人がいなくなった後、放っておくとすぐに草だらけになって、草刈りが大変だから、防草シートを張ってほしい」とのことで、早速、現地にお伺いしました。
畑は、畝などが作られてそのままで、凸凹が激しく、農業用の黒いビニールが残っている状態でしたので、防草シートを貼るためには、まず整地が必要ということをお伝えしました。
防草シート設置後は、敷地に人が入ることのないように、柵を設置してほしいとのご依頼がありましたので、木の杭を使った柵の設置を提案しました。
防草シート張りと柵設置の工程1.畑のビニールの撤去と除草まずは、生い茂った雑草と、畑作をしていた頃の名残のビニールなどを撤去しました。畑は1〜2年ほど放置されていたようです。
少し低い位置にある畑ですので、雨が降るとぬかるみ歩きにくいところもありましたので、板を渡して歩けるように市ながら作業を行いました。
2.重機で地面を平らに凸凹だけが残った地面をショベルカーである程度ならした後、その上をショベルカーで走り回って踏みしめて、地表を平らに整えます。
3.防草シート張り畑全体に防草シートを張っていきます。シートを丸い固定具とピンで地面に固定し、飛んだり剥がれたりしないよう打ち残しのないように気をつけました。
シートは合計で4巻ほど使用しています。
4.木の杭の打ち付け畑と通路の境界に1.5mくらいの間隔で木の杭をハンマーで打ち込んでいきます。
木の杭は、腐って倒れないように防腐処理が施されており、防腐加工の種類や耐久性・安全性についてのテスト結果である材料試験表も発行可能です。
策の設置箇所によってはその安全性などについて、役所のチェックが入ることがあるので、その際に材料試験表が役に立ちます。
木の杭は、その時々、設置場所に合ったサイズ・材質のものを弊社が業者から直接仕入れています。
5.針金張り縦に25cm程度の間隔で3本の針金を張りました。針金はピンでそれぞれの杭に固定します。
使わない畑の草刈りが10年不要になった施工が完了した畑だった土地を見て、T様は「雑草の心配がなくなってよかったです」とホッとされていました。
除草シートは上に日光を遮る砂利などを敷くことで、半永久的に雑草を防ぐことができますが、今回のようにむき出しで使用する場合は10年程度で劣化が進むので点検・交換が必要です。
ただ、10年程は草刈に悩まされなくて済むので大変効率的かと思います。
| <防草工事> ・畑撤去 200㎡
<柵設置> ・木の杭と針金
<作業時間> 4日間(延べ10名) |
工事費用:500,000円 |