新築住宅のお庭にユズなど柑橘系の木を植栽|粘土質の土を改良 大阪市鶴見区
目次 植栽前 | 植栽後 |
新築住宅のお庭にユズなど柑橘系の木を植栽|粘土質の土を改良 大阪市鶴見区 |
庭にユズなど柑橘系の木を植えたい大阪市鶴見区のT様からのご依頼でお庭に柑橘系の木など6本を植えた事例です。 「ユズやスダチなどの柑橘を何種類かと、クヌギとジンチョウゲを植えたいのですが」とお問い合わせをいただきました。 ご要望は、玄関の左側に柑橘、右側にクヌギとジンチョウゲを植えること。 柑橘は何種類か植えてお料理に使いたいとお考えで、クヌギは、お子様のために、夏にカブトムシなどの虫が取れたらいいなあとお考えでした。 ジンチョウゲについては成長が緩やかで育てやすい木とのことで選ばれたそうです。 庭の土は黒い粘土質で、木を植えるには適していませんでした。 T様ご自身も、一度自分で植えようと土を掘り返したところ、粘土の塊が出てきて、植えるのは難しいかなと断念されたそうです。 今回、土壌改良を行ってから植栽を行うことになりました。 ユズなど柑橘系樹木を植栽する作業内容作業は2日に渡って行い、1日目は、残土処分と新しい土の運搬を行い、2日目は、苗を持って来て位置を確認してもらいながら植樹しました。 1日目:土壌改良柑橘は4m幅×1m強の奥行きの広さの土を20cmほどの深さ撤去したあと、元の土を10cmほど耕し、根がよく伸びるように水はけを改良するパーライトを混ぜました。 その後、新しい土(真砂土)に牛糞の入った肥料成分の高いバーク堆肥を混ぜて、元の高さまで戻します。 クヌギとジンチョウゲを植える部分は、直径30cmくらいの穴を掘って新しい土を入れました。 2日目:植栽1mほどの大きさのカボス・ユズ・スダチ・キンカン4種の苗をそれぞれ1種ずつ植えました。 クヌギは2mほどの高さ、ジンチョウゲは0.4mのものを用意し右側の穴に植え、最後に水を与えて作業は終了です。 粘土質だった土を土壌改良して柑橘系の木が育ちやすい環境を整えた今回植えた柑橘類のなかでキンカンはすぐに実をつけますが、他は3〜4年かかる見込みです。 T様は「実がつくのが楽しみです!」とワクワクされているご様子でした。 この事例で懸念されていたように、植えたい木があっても土地の土壌との相性によっては上手く生育しない可能性があります。 特に、果樹や花の咲く木などは土壌に左右されやすいですので、あらかじめ調べておくことが必要でしょう。 ご自身で判断が難しい場合は、植木屋などに相談されることがおすすめです。 |
<土壌改良> 残土処分 0.5㎥ 客土搬入 0.5㎥ <植栽> クヌギ:H=2m 1本 カボス:H=1m 1本 ユズ:H=1m 1本 スダチ:H=1m 1本 キンカン:H=1m 1本 ジンチョウゲ:H=0.4m 1株 <作業時間> | |
工事費用: ¥62,000 (税込) |