植栽の植え替え|所々枯れたサツキをクチナシに 奈良県奈良市
目次 植栽の植え替え|所々枯れたサツキをクチナシに 奈良県奈良市 | |
会社の前の植え込みが荒れているので作り直したい奈良県奈良市の企業様からのご依頼で、植栽植え替えを行った事例です。
経理担当者様から、「会社の前の植え込みが、所々枯れて汚くなってきたので植え替えてほしいです」とのご依頼を受け、早速現地にお伺いしました。
2mほどのハナミズキと低木のサツキが植えられた植栽スペースは、5〜6年ほど手入れされておらず、サツキは所々まだらに枯れていました。
会社の前は、人通りの多い大きめの道があり、通る人から見てイメージが悪くないように、そろそろ植え替えたいとお考えだったそうです。
今回は、サツキを全て撤去して、新しい低木に植え替え、同じくらいの大きさのハナミズキをもう一本追加で植えたいとお考えでした。
新しく植える低木については、赤い花をつけるシャリンバイか、白い花をつけるクチナシのどちらかが合いそうなので提案したところ、クチナシを選ばれました。
クチナシは初夏に甘い香りの花をつける常緑の低木です。
今回はクチナシの中でも、花びらが重なったボリュームのある八重咲きの品種をお持ちしました。
植栽植え替えの作業内容1.サツキの撤去植え替えのために元々あったサツキを撤去します。
小さいので根元を軽く掘るだけで簡単に引き抜くことができました。
2.バーク堆肥で土壌改良サツキを抜いた後の植え込みにバーク堆肥と呼ばれる肥料を混ぜ込んで土壌改良しました。
バーク堆肥は細かくした材木から作られた肥料で、臭いはほとんどないので、人通りの多い場所でも問題なく使用できます。
3.既存ハナミズキの剪定元々植えられていたハナミズキを剪定しました。
歩道側に伸びてバランスが悪くなっていたので、スペース内に収まるように、左右の枝ぶりを見ながら切りました。
4.新しいハナミズキの植栽「もう1本ハナミズキを植えたい。現在白い花のハナミズキが植えられているので、今度は赤い花が良い」とのことでしたので、赤い花をつけるハナミズキをお持ちし、花壇の中央付近に植栽を行いました。
木が倒れないように添え木も設置しています。
5.クチナシの植栽ハナミズキの根元にクチナシを植えました。
端から順に植えていきましたが、花壇の真ん中辺りの地中浅くには、もともと植えられていたハナミズキの根がありました。
この場所に植えると、ハナミズキかクチナシどちらかが枯れてしまう恐れがあるので、植えない方が良い状態でした。
このことを担当者様にご説明したところ、「植えなくていいです」と、ご了承いただけました。
人通りに注意しなが植栽の植え替えが完了
今回のスペースは前が人通りのある道路で、さらに会社の駐車場の入り口でしたので、作業中はゴミをこまめに掃除するなど邪魔にならないように注意して作業を行いました。
作業を終え、キレイになった植え込みを見たご担当者様は喜ばれていました。
ビルの植栽スペースが荒れていたり、木が枯れたりしていると、「ちゃんと手入れしてないな」「人目につくとこなのに…」など、その企業のイメージダウンにつながる恐れがあります。
もし、植栽スペースの状態が気になるときは植木屋に相談してみることがおすすめです。
ただ、木を植え替えたり手入れしてくれるだけではなく、その場所にあっている木を提案してくれたり、枯れやすい理由を教えてくれたりすることがありますよ。
| <撤去> サツキ:3㎡
<植栽> ハナミズキ:H=2m 1本 八重クチナシ:H=0.4m 8株
<作業時間> 3時間 |
工事費用:40,000円 | |