家の裏に生えてきて大きくなってしまったシラカシの伐採 奈良県奈良市
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勝手に生えてきたシラカシに困っている「家の裏に勝手に生えてきたシラカシが伸びてきて、自分の手では切れなくなってしまった。どうにかしてほしいです。」
別件の作業で、近くを訪れていたところ、依頼者のT様に声を掛けていただきました。
別件での作業後T様のお宅に伺い、状態を確認しました。
シラカシが7m程に伸び、隣の壁に少し触れてしまっています。
もう2~3年もすれば、さらに伸びたシラカシが壁を擦ってしまったり、落ち葉や害虫等でご近所トラブルに発展していた可能性が高いです。
早めに手を打ったほうがいいと判断し、その場でお見積りして、作業を開始しました。
伐採作業の注意点と作業内容「また生えてこないようにしたい。」
T様からの要望もあり、相談の上、一旦シラカシを根元まで切り、また生えてこないよう残った切り株には除草剤を塗って木を枯らしてしまうことにしました。
注意点今回は、なんといっても作業スペースが2m程しかなく、かなり狭いことが一番の注意点です。
あらかじめ隣にお住まいの方には、作業があることを説明し、落ち枝や落ち葉が残らないよう掃除をして撤収する旨を伝えてから作業にあたりました。
枝を落とす際も、音を立てず、壁を擦ってしまわないよう注意して作業します。
それでは、今回の詳しい作業内容を紹介いたします。 シラカシの伐採狭い場所で根元から木を切ってしまうと、その後の片付けや木の解体で手間がかかってしまいます。
その為、塀に脚立をかけ、高い位置から背を低くしていくようなイメージで、小型のチェーンソーで少しづつ小さくしていきます。
切った枝は塀や屋根の上に枝をまとめ、音を立てて落ちないように注意しました。 除草剤を塗って木を枯らす残った切り株を枯らす為に、ラウンドアップという除草剤を使いました。
通常、雑草除去で使う場合、除草剤は50倍~100倍に薄めます。
しかし木を枯らすとなると、薄めてしまっては効き目が弱く、完全には枯らせません。
なので、今回は切り株の切断面に原液を垂らし、ハケで薬剤を擦り込む方法をとりました。
シラカシは生命力が強いので、しっかり擦り込む必要があります。
お隣りへの心配も無くなり、見た目もすっきり
作業を終え、T様に様子を確認していただきましたところ、「綺麗になってよかったです。ありがとうございます。」と、とても安心した様子でした。
今回のように時間が経ち、かなり深くまで根を張ってしまうと、完全に撤去することが難しくなってしまいますし、ご近所からの苦情にも繋がる可能性が高いです。
生命力が強い木ですと、植えた覚えがないのにいつの間にか大きく育っていることもあるので、気づいた段階で植木屋さんや業者の方に依頼するなど、早めに対処することをオススメします。
タイミング良く道具や機材が揃っている場合、当日作業も可能なことがありますので、お気軽にお声かけ頂ければと思います。
| <伐採> シラカシH=7m 1本
<薬剤塗付> 切り株にラウンドアップ塗付
<作業時間>
3時間 |
工事費用:15,000円 | |