2mのサクラを移植 ~枚方市から大阪市東住吉区へ~
目次 2mのサクラを移植 ~大阪府枚方市から大阪府大阪市東住吉区へ~ | |
大阪市東住吉区にお住まいのお客様から、サクラの移植のご依頼をいただきました。
移植前のサクラは、枚方市にある、お客様の知り合いの方の自宅のお庭に植えられていました。 今回、知り合いの方からこのサクラを譲り受けることになったそうです。
植木の移植は、100パーセント成功するとは言えず、枯れ保障もありません。 その点を、事前にお客様にご説明して、ご了解をいただいた上で、枚方市から大阪市東住吉区への、サクラの運搬・移植を行わせていただきました。 2mのサクラは手作業で抜き、トラックで東住吉区へ運搬サクラの木は、あらかじめ短く剪定されており、高さは約2mでした。 まずはこのサクラを、抜き出す作業から始めます。
もともとサクラが植えられていた場所が狭く、機械類は搬入できそうもなかったので、スコップなどを使い、手作業でサクラを抜きました。
サクラの根は球のような形になるように切り、乾燥防止のため麻布をかぶせます。 サクラの根を麻布で保護する理由は、土が落ちて、根が乾燥してしまうのを防ぐためです。 根がカラカラに乾燥してしまうと、移植の成功率が低くなってしまいます。
そして、麻布で根が乾燥しないよう保護されたサクラを、軽トラックの荷台に乗せて、お客様の住む大阪市東住吉区まで運搬しました。 片道、約30kmの道のりです。 駐車場の隅へサクラを移植し、発根促進剤を散布枚方市から運んできたサクラは、大阪市東住吉区の駐車場の隅へと移植しました。
サクラを土の中へ入れた後は、水やりと一緒に発根促進剤の”オキシベロン”を散布しました。 発根促進剤は、その名の通り、移植したサクラの根付きをサポートするための薬剤です。 挿し木などにも利用できる薬です。興味があれば連絡ください詳しくご説明いたします。
細かいひげのような根を、多く作ることができれば、サクラの移植成功の確率が上がります。
サクラの移植完了後、お客様からは、「サクラが、大きくなるのが楽しみです!!」というお声をいただくことができました。
このサクラの翌春の開花は難しく、もし咲いたとしても木がエネルギーを使って、樹勢が弱くなってしまう可能性がありますので、翌々春くらいに花をつけるのが理想かなと思います。 サクラの植木の移植のポイントサクラの木は、落葉してから花が咲くまでの間しか、移植をすることができません。
サクラに限らず、植木の種類によって、移植できる時期が異なるのです。 また、フジなど、移植ができない種類の植木もあります。 さらに、高木は根付きづらく、移植の成功確率は低いです。
運搬距離によっては、新しい植木を買った方が安い場合もあります。 しかし、「実家から新居へ、大切な木を移植したい!!」というように、人と人のつながりが関係していることが多いのが、植木の移植の良い所です。
移植したい木があれば、移植できるかどうかを、移植できる場合は移植の時期などをご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
大阪市東住吉区へのサクラの移植なら大阪・奈良・京都・神戸・和歌山の植木屋村上造園まで! | <作業内容> ・移植 サクラ 2m 1本
運搬距離 片道30km
<作業時間> 1人で1日 |
工事費用:21,000円(税込) |